日本人ならたまに無性に食べたくなる鰻!丑の日で鰻を食べるっていう方も多いのではないでしょうか。鰻は国産と中国産ではびっくりするくらい値段が違います。国産で買うと1尾で4000円から5000円くらいするのでちょっと手が出せませんよね?中国産だとスーパーで1尾1000円切っていたり、安いと500円くらいでも売ってたりします。
今回は、スーパーに売ってる中国産の安い鰻が劇的に美味しくなる調理法とスーパーの鰻の目利きの仕方をまとめてました。この手順で本当に美味しくなるのでぜひ試してください。
鰻の選び方
結論から言うと幅が広く平べったくておなか周りの肉が上を向いている鰻を買いましょう。
スーパーにパック詰めされてる状態で形をみると上の写真のように細身でふっくらしている鰻(上)と平べったい鰻(下)のようなのがあると思います。
鰻の皮がかたいと蒲焼にする際に、身が下に沿って丸まってしまいます。その為、形が反り細身のようになってしまいます。平べったいほうは皮が柔らかいため、そのままの形で焼けています。また、「うなぎはよく焼け。焼かないうなぎは美味くない」と言われています。その為表面もよく焼けているものを選ぶのがお勧めです。
鰻の調理方法
次に紹介するのはふわふわの鰻にする調理方法です。
温めなおしの際、電子レンジやそのままフライパンでやるのはNGです。
上記の温めなおしをするとよくある硬い、パサパサするとなってしまいます。
用意するもの、お湯、キッチンペーパー、包丁、フライ返し又は菜箸、フライパン、油、日本酒です。前準備として、沸騰したお湯を用意します。沸かす量は1尾あたり1Lくらいで大丈夫です。次に、流しにまな板を置きその上に買ってきた鰻を直接置きます。まな板がない方はパックからシートとタレをとりのぞきそのままパックに鰻を戻し、流しの上に置きます。
流しに置いたらさっき沸騰させた熱湯をかけて表面のたれや裏面のコラーゲンをとっていきます。かけすぎくらいがちょうどいいので、さっき沸かした1L全部使ってしまって大丈夫です。
タレを流し終えたらやけどに注意しながらまな板、又はパックのお湯を流してキッチンペーパーで表面の水気を取ります。水気を取ったら包丁で分割します。分割したくない方はそのままでも大丈夫です。
フライパンをあっためて軽く油をひいた後、軽く裏面を焼いたら日本酒を投入します。日本酒を投入したら弱火にして蓋をしめて日本酒がなくなるまで蒸します。
蒸し終わった後、ご飯を盛り鰻をのせてタレをかけて完成です!
写真はタレをかけていませんがふわふわに仕上がりました!
まとめ
スーパーの中国産の鰻でも選び方や、調理方法次第で十分美味しく食べることができます。
単に安く食べるだけであればチェーン店などで500円で1切れの鰻丼などもたべれますが同じような金額で1尾のボリュームが食べれるので自炊できる方や家族で食べたいという方にはおすすめです!